![]() 三日月![]() スピリットとダンス 師匠アライアはそう言った。 スピリットは、こうしなさい、、と告げることはない。 次になにが起きるのかな。 何が私を待っているのだろう。 それは、あなたの見たい物語でもあるんだよ うちなる声が語る。 毎週のように、緑のなかで友とあそび、踊った。 富士山や、遠い白い南アルプスや甲斐駒岳をながめたり、 せせらぎを聞いたり。 都会の森でも、新緑の空気を吸い、 たんぽぽや、すみれ、ヘビ苺、クローバー、と変わっていく 花のじゅうたんを贅沢にも裸足で踏んで踊った。 萌える木の芽や、高い木の姿の見えない地味な花たちの 生っぽい香りや酸味のある香りと気配が、 私たちを包んでいた。 太陽にはしゃいで、くるくる回り、 踊り疲れて、寝転ぶと、また、胸一杯空気を吸った。 富士の麓の樹海でも踊った。 そこは静かで、鳥の声も少なかった。 細い木が、揺れてぎし..ぎし..ときしんでいる。 木の根が溶岩の地表をうねっていて、ふかふかの様々な種類の苔がたっぷりと覆っていた。 土がなく、木はやせているけれど、 森はうつくしかった。 私は心やすらぎ、、と考える必要もないほど、 何もなかった。 スミレが残り咲いていたが、一生懸命撮影する気もおこらない。 とりあえず撮ったけどね;) 何というかな、空気のひとつぶにでもなったかのような、感覚だ。 幸せ感はあるけど、比較をする意味もないし感覚もないから、 ただ、ある、。 ただ、なーんか、一日ここにいてもいいかなあ〜って思う。 ここで踊ったら,,と思ったら、 ぽかんと小さな平らな空間がぽかっと陽射しを降ろしていた。 木漏れ日を見上げたり、 ゆら〜っと空気に手を伸ばし、 はぁ〜っとターン。。 あるままにあるままに 月と金星、 樹海の木々 遠い山々。 すべてが音楽のように、 うつくしさをよろこび奏でている。 2010.05.20 Thursday 15:17 [-]
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はなぶろ
花岡道子の自由に描いた絵と、
詩とスピリットのメッセージ、
それから日々感じたことなど。
このほかに、『はなしごと』では仕事の絵を中心に。『Flower of spirit』では、自然からinspireされて描いたカラフルな即興の線画をupしています。
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